私と絵本とのつながりは、20年ほど前、アメリカで幼い子どもたちを育てながら、さまざまなボランティア活動をしていた頃に遡ります。
活動していた「たんぽぽ」というボランティア団体には、主宰者の近藤三奈さんが集めた日本語の絵本を、日本人の子どもたちに貸し出す「たんぽぽ文庫」がありました。私は仲間たちとともに、月に1、2回、近隣の子どもたちに向けておはなし会を行っていました。
たんぽぽ文庫には良質な絵本がたくさんあり、おはなし会を通して、私自身も数多くの絵本と出会いました。
アメリカに暮らしていると、普段はなかなか触れられない日本語の響きや、日本の文化。その両方に親子で触れられるおはなし会は、子どもにとってだけでなく、大人にとっても大切な時間でした。
一方で、アメリカでの生活を通して、現地の子どもたちが何を見て、聴き、どのように学び、育っているのかを、我が子とともに体験しました。この経験は、後にRhymoeの世界観を形づくる重要な土台となりました。
その後、Rhymoeのカリキュラムを作る中で、かつての絵本読み聞かせボランティアの経験が、思いがけない形でつながっていきました。




