CERTIFIED EHON CATALYST

認定絵本
カタリスト

絵本を通して、子どものことばと
世界がひらく時間を。

絵本カタリスト認定証を手にする石川良美

絵本から、
学び育つ力へ。

ERMA代表理事・Rhymoe開発者の石川良美は、絵本カタリスト®の認定を受けています。
英語絵本を、英語を学ぶためだけの教材ではなく、子どもの心やことば、想像力を育てるものとして届ける活動を行っています。

絵本カタリスト®とは、
保育・教育ツールとしての絵本を理解し、未就学児の保育活動などに適切に取り入れながら、創造力や課題解決力などを育てる講習会やワークショップを行うための民間資格です。
「読書のためのアニマシオン」という手法を軸に、絵本を深く味わい、理解し、伝えるためのスキルを学びます。

石川は2024年に絵本カタリストの認定を受けましたが、
ただ資格を得ること自体が目的だったのではありません。

これまでRhymoeで大切にしてきた「子どもの育ちを中心に考える」という教育観と、
英語絵本の活動を、より深く結び直すための学びでした。

英語教育の前に、
幼児教育。

Rhymoeという幼児英語教育メソッドを開発してきた中で、
私が一貫して大切にしてきたことがあります。

それは、「英語教育」である前に、「幼児教育」であるということです。

子どもが健やかに育ち、その成長の中で自然に英語と出会っていくこと。
私は、その方向性を何より大切にしています。

だからこそ、英語教育も、子どもの発達や認知のプロセス、心の育ち、
創造力や想像力を抜きに語ることはできません。

さらに、子どもは日本語で考え、日本語で世界を理解し、
日本語で自分という存在を形づくっていきます。

母語は、単なる「話す言葉」ではありません。
思考や感情、自我を育てる土台です。

そして、その母語は、英語の聞こえ方や感じ方、
学び方にも大きな影響を与えています。

だから私は、日本語という母語の存在とその影響を理解し、
一人ひとりの子どもの発達に寄り添うことが、
本当の幼児英語教育の土台だと考えています。

その土台があって初めて、子どもたちは
英語本来の音やリズムを、
すなわち「英語を理解し、伝えるための土台」を、
自分の中に自然に育てていくことができるのです。

私と絵本とのつながりは、20年ほど前、アメリカで幼い子どもたちを育てながら、さまざまなボランティア活動をしていた頃に遡ります。

活動していた「たんぽぽ」というボランティア団体には、主宰者の近藤三奈さんが集めた日本語の絵本を、日本人の子どもたちに貸し出す「たんぽぽ文庫」がありました。私は仲間たちとともに、月に1、2回、近隣の子どもたちに向けておはなし会を行っていました。

たんぽぽ文庫には良質な絵本がたくさんあり、おはなし会を通して、私自身も数多くの絵本と出会いました。

アメリカに暮らしていると、普段はなかなか触れられない日本語の響きや、日本の文化。その両方に親子で触れられるおはなし会は、子どもにとってだけでなく、大人にとっても大切な時間でした。

一方で、アメリカでの生活を通して、現地の子どもたちが何を見て、聴き、どのように学び、育っているのかを、我が子とともに体験しました。この経験は、後にRhymoeの世界観を形づくる重要な土台となりました。

その後、Rhymoeのカリキュラムを作る中で、かつての絵本読み聞かせボランティアの経験が、思いがけない形でつながっていきました。

Rhymoeが選ぶ
英語絵本

小さい頃から親子で英語に触れるなら、私はいつも二つのことをおすすめしています。

一つは、親子で英語本来のリズムに触れられる歌に親しむこと。もう一つは、英語本来のリズムや響きが心地よい、質の高い英語絵本を楽しむことです。

「どの英語絵本を選べばよいですか?」と尋ねられることが増えたことをきっかけに、「Rhymoeが選ぶ英語絵本36冊」を年齢別にまとめました。

これらは、単に「良い絵本」というだけではありません。リズム、繰り返し、身体表現につながる構造というRhymoe独自の視点から、親子で英語の流れを楽しめる絵本を選んでいます。

現在、リストに掲載している絵本は、洋書絵本専門店「絵本の家オンラインショップ」のRhymoe特集ページでも紹介されています。

36冊の英語絵本リスト(PDF)を無料で見る

0〜1歳・2〜3歳・4〜5歳の年齢別に、Rhymoeの視点で選んだ英語絵本をご紹介しています。

絵本の家オンラインショップに掲載された、Rhymoeが選ぶ英語絵本の特集ページ
Rhymoeが年齢別に選んだ0〜5歳向け英語絵本リストの見本

私が感じる、
日本の幼児英語教育への違和感

日本の幼児英語教育を見ていると、子どもの育ちよりも、「英語の単語やフレーズをどれだけ覚えたか」が先に置かれているように感じることがあります。

季節の歌を英語で歌う。英単語を言いながらクラフトをする。ゲームの中で英語のフレーズを言わせる。もちろん、それらの活動そのものが悪いわけではありません。

けれど、それだけで「英語に触れた」「英語を楽しんだ」と終わってしまうなら、子どもの心身の発達、認知のプロセス、心理、アイデンティティの形成、創造力や想像力は、どこに置かれているのでしょうか。

また、日本語の音やリズムの感覚をそのまま英語に当てはめた教材や指導では、子どもにとって英語がかえって「よく分からないもの」になることもあります。

私は、そのことを悲しく、歯がゆく感じています。

英語レッスンに絵本を取り入れる講師は増えました。

しかし、フォニックスの練習や語彙を増やす目的で作られた絵本だけが、英語絵本ではありません。

海外には、その土地の言語の響き、文化、ユーモア、価値観、物語の世界が息づく、たくさんの良質な絵本があります。

同じ物語であっても、日本語訳とは異なる世界が立ち上がることがあります。

子どもたちには、そんな「本物の英語絵本の世界」に出会ってほしいと思っています。

英語絵本が
育てるもの

子どもは、良質な絵本のことばや絵、リズム、物語を、
頭だけで理解するのではありません。
直感で受け取り、身体の奥深くにとどめていきます。

だからこそ、絵本をただ英語で読めばよいわけではありません。
あるいは、わからないと思われる英語の単語を、日本語で解説しながら読めばいいというものでもないのです。
子どもがたとえ英語であっても、物語を理解し、感じ、楽しめるように
届ける読み聞かせが必要です。
また、赤ちゃんには赤ちゃんに合った読み方が必要なように、
英語絵本でも「年齢に応じた、言語発達に沿った読み方」で読むことも非常に重要です。

そして、ときには絵本をより深く味わうために、
子どもたちと一緒にさまざまな角度から絵本と遊ぶことも有効です。
そのような手法を体系立てたものが、「絵本を使ったアニマシオン」です。

良質な英語絵本を、英語本来の音やリズムとともに味わう。
そして、絵や物語について考え、想像し、ことばや身体で表現する。
そこでは、英語力だけでなく、想像力、創造力、社会性、情緒、課題解決力、
そして世界を見る力が育っていきます。

絵本が育てるのは、
英語だけではありません。

それでこそ、私は「英語教育」だと考えています。

絵本カタリストとして
目指すこと

私が伝えてゆきたいのは、

良質な英語絵本を選び、英語本来の音やリズムとともに読む方法。
子どもが英語の物語の世界を楽しみ、理解できるように届けられる方法。

英語絵本を通して、子どもの英語力と、子ども自身が学び育つ力の両方に関われる人を育てながら、日本の子どもたちに、もっと豊かな英語絵本との出会いを届けていきたいと思っています。

絵本を通して、子どものことばと世界がひらく時間を。

英語絵本と幼児教育について、もっと知りたい方へ。

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