英語リズムムーブメント⋆とは、英語のリズムと身体運動を連動させ、楽しく効果的に英語を習得するための考え方です。これは英語のリズムと身体運動との関わりを認識するだけでなく、日本語のリズム感と英語のリズム感の違いをきちんと認識したうえで、英語のリズムを身体を通して取り込むということが、非常に重要となります。それによってはじめて、自然な「生きた英語」、コミュニケーションするためのツールとして機能する英語を習得することができるのです。そこで

  • 日本語と英語のリズムの違いを理解する
  • 日本人と欧米人の身体の動きの違いを理解する
  • 西洋音楽の特徴を、言語(英語)を通じて理解する
    ことが、「英語リズムムーブメント」の大きな特徴となっています。
    ⋆ English Rhythm Movement – 商標 登録番号 第5994851号

<英語リズムムーブメントの考え方>

①英語と日本語は、異なる言語リズムを持ちます。

英語は、以下のような特徴を持っています。

  • いくつかの子音と母音の組み合わせによって単語が作られる
  • 単語や文には強いアクセントと弱いアクセントがある
  • 文において強いアクセントはほぼ等間隔に現れる
  • 強いアクセントと強いアクセントの間にある弱いアクセントの音(音節)は、短く発音されることによって強いアクセントが等間隔になるように調節される

一方日本語は以下のような特徴があります。

  • 強弱ではなく高低のアクセントをつける
  • 全ての音の長さが同じ
  • 子音が弱く、母音を強調する
  • 規則的なリズムがない(1拍子)

②英語を話したり、聞いたりする力を養うには、
発音が良くなることよりも、英語特有のリズムに慣れるほうが近道です。

クロアチアのぺタル・ グベリナ(P. Guberina)を中心に提唱されたVT論(言語聴覚論)を用いたSGAV 方式の外国語学習について、このように述べています。

「(子どもが)言葉を使用するようになると、私たちは話し言葉を表す基本形として、リズムとイントネーションの型に絶えず出会うことになる。リズムとイントネーションによって、身体は改めて位置・身振り・顔の表情を伴ってその存在を確立するのである。これら表現のための道具なしでは、単語は理解不能となる」(「ことばと人間」-「外国語における身体の役割」pp225)

「母語のリズムを習得するのと同じ方法で、私たちは身体運動のリズム(歩行のリズムも含めて)を習得するので、学習したい外国語の身体リズム運動(目に見えるものも見えないものも)が母語のものと違っていると、その外国語のリズム(とイントネーション)を取り入れることは難しい」(同上、pp230)

③言語リズムはそれを母語として話す人の身体の動きに強い影響を及ぼします。つまり、日本人は日本語のリズム、欧米人は英語のリズムに強く影響された、特有の身体の動きを持っています。

鷲津名津江氏はわらべうたとナーサリーライムのリズム、そしてそれを歌う子どもたちの動きを比較し、各言語には「言語リズム素」というものがあり、英語の言語リズム素を「バウンシングリズム」、日本語の言語リズム素を「ストンピングリズム」と表現しました。
(「わらべうたとナーサリー・ライム: 日本語と英語の比較言語リズム考」)

④音楽や歌の旋律、リズムは、言語の抑揚、アクセント、リズムからの影響を強く受けています。つまり、西洋音楽は英語など欧米言語の影響を強く受けています。

⑤人間には、リズムに体を同調させようとする本能的な欲求があり、リズムに的確に同調したとき、根源的な喜びを感じます。

以上から、

  • 日本語と英語のリズムの違いを理解する
  • 日本人と欧米人の身体の動きの違いを理解する
  • 西洋音楽の特徴を、言語(英語)を通じて理解する

ことが、「英語を話す/聞く」「西洋音楽を演奏する」「西洋音楽のリズムに乗って踊る」力を、統合的かつ効果的に養うことにつながります。

これらは理論を理解するだけでも効果がありますが、
実際に、インストラクターと一緒に体を動かすことによって初めて「体得」、
つまり理屈ではなく体で理解することができます。
体で理解する、ということは、自転車に乗ったり泳いだりすることを覚えるようなプロセスと同じで、「楽しい」という本能の喜びを感じるのと同時に、一度コツをつかむとなかなか忘れることはありません。

Rhymoe®では、英語そのものが持つ「言語のリズム」に着目し、そのリズムが西洋音楽のリズム、そして欧米人特有の動きへとつながることを利用しながら、「どんな年齢の人でも」「楽しく」英語のリズム、西洋音楽のリズムに親しむプログラムとして開発されました。